結婚式ペーパーアイテム手作りコラム

ペーパーアイテム手作りコラム

手作り感あふれる招待状

手作り招待状

もともと手芸など手先をつかって作業する事が大好きだった私の友人。
手作りの小物をプレゼントしてくれたり、自分で身に着けていたり。
なかなかズボラな私は、女性として尊敬できるなぁ…なんて日頃から思っていました。

そんな彼女が今年結婚する!という報告を受け、仲がよかった私は自分の事のように嬉しくって、この子ならいいお嫁さんになるなぁーうんうん…。と親のような気持ち?で…彼女の幸せを見届けようと思いました。
そんな中手渡された招待状。
なんだか分厚い…「今見てもいい?!」と了承を得て、もらったそばからすぐに開封しました。
そうしたらなんと、うっすらと下の紙の柄が見える素材のトレーシングペーパーや、半透明でつるんとした、柄のついたワックスペーパー、厚紙など質感のちがう様々な用紙を重ねたり、レースペーパーや可愛い柄の布などをおおきな穴をあけて金具でひとつにまとめられている手作りが好きな彼女ならではの、オシャレで温かみのある招待状で、思わず「すごい!これ自分でやったの?」「全員分、時間かかるんじゃない?!」など質問攻めにしてしまいました。

(後からきいたら“ハトメ”というそう金具だそうです。革製品などによく使われています。)

すると彼女は、「手渡しする、仲がいい女の子にだけ特別にしてみたんだ!」「だから全員やったわけじゃないから、時間はそんなにかかってないよー!」と笑顔で返してくれました。
なんだか特別という言葉がうれしくてちょっとうるっときてしまった私…。
これは式が終わっても大切にしよう…と思ったのでした。

まじまじと眺めながら気になったことをひとつ。
「ところでこの金具すごいね!?自分でできるの?!」と聞いてみると「できるよ。じつは100均で必要なもの売ってるからそんなに大変でもないんだ」「手作りが好きな人にはおなじみのアイテムなんだよ!」と。
手作り好きな友人ならではのちょっとした遊び心にわくわくしてしまった私でした。

よく見たら、招待状自体はとてもきっちりした、シンプルなものでした。
市販のものを買って、新婦側の友人以外は手を加えずに出したそう。
ちょっと手を加えてアレンジするだけでその人らしさが出るんだな~と感心してしまったのでした。
もちろん、彼女の披露宴でのコーディネートやギフトにも手が込んでいたことは言うまでもありません…。