結婚式ペーパーアイテム手作りコラム

ペーパーアイテム手作りコラム

人と違う自分達だけの楽しい席次表で、ゲスト同士でも盛り上がって

手作り席次表

披露宴の席次表は自分たちで手作りしました。
どこにでもあるような、「高砂」から、「福」のようなテーブル名ではなく、お友達のグループならお友達のグループに名前を付けました。
その名前につけるみたいに、「だいすき~」とか、職場のグループ名など。
参加してくれた友人や、親類、職場の皆さんにも好評でした。
本当は、上司のテーブルには「えらいひと」とかちょっと笑ってしまうような名前をつけたかったのですが、ちょっと気が引けたので、「いつもありがとうございます」テーブルにしました。

披露宴はどうしても式典感が強く、温かみが損なわれてしまいます。
司会を友人にしたり、招待状を一枚一枚手で書いたりと、工夫してみても、披露するという名目上、型にはまった感は否めません。
出席する方々も、衣装もさながら、会場に来る時からどことなく緊張している様子に見えます。
最初に手渡される席次表が、新郎新婦の手作りで、そこに自分たちを歓迎するような言葉が添えてあったら、どんなにほっとするでしょう。
遠方から来てくれた、親類には、特に席次表に感謝の言葉を添えました。
小さいころ遊んでくれた思い出や、その時の感謝の気持ちを書きました。
テーブルや、名前の脇に小さい写真を入れたかったのですが、私のイラストで似顔絵を添えました。
ほとんどが高齢の方々ですので、遠いところから時間をかけてきてくれて、やっと到着して、最初にみたのがこの席次表で、とてもほっとしたと喜んでくれました。
本当は披露宴の後も、ホテルまで付き添いたいところですが、私達新郎新婦はその後も二次会などあって付き添えないので、そのあとのことをお願いしている従妹たちにも感謝の言葉を添えました。
みんなとても喜んでくれました。

披露宴自体、準備はとっても大変です。なにかひとつ手作りするのも一苦労です。
それでも、ちょっとしたアイディアと手間で、こんなに喜んでくれるなら、こういうのもいいかなと思いました。
一生に一度の披露宴ですから、後悔しないように、やれるだけのことをした方がいいでしょう。
友人も職場の方々も親類縁者も、兄妹も親もみんながほっとして癒されてくれるような、手作り感は、招待状や席次表くらいでしょう。
メニューを決めたり、イベントを考えたりするのももちろん大切なのですが、来てくださった方々に感謝をこめて、一筆一筆丁寧に、作ってみるといいと思います。
ひとりひとりの笑顔を思い浮かべて書いていくと、心が弾みます。