私たちは学生時代からの同級生で今回の披露宴に招くのも学生時代の同級生や恩師が多いので、学生時代の仲間がもう一度集まるような、そんな祝福を受けたいと考えていました。
そこでありきたりの席次表では面白くない、何か手作りでみんなが楽しめるサプライズをと考えていたところ、式場の方が「学校の頃のお友達が多いのでしたら、黒板を使った席次表はどうでしょう」というアイディアをくださいました。
入り口に黒板を設置してもらい、日付と日直の欄に二人の名前を書いて、みんなの席を手書きで書かせてもらいました。
実際の席次表の内容は、基本的には当時の席順を基本に席を決めました。
さらに、みんなに配るメニューには、時間割のイメージで料理のメニューを。
スピーチの欄には学生時代のアルバムから抜き出した当時の写真を入れて、みんなが楽しんでもらえるアルバムの様な作りにさせてもらいました。
出席してくれたみんなは、このサプライズを非常に喜んでくれました。
学生時代に戻ったみたい、とか、この写真は実は嫌なんだよね、とか。
でも、そこは学生時代に気心の知れた仲間たち。手作りの気持ちを分かってくれて、この手作りのサプライズをとても喜んでくれました。
でも、大きな誤算は黒板のところに雰囲気を再現しようとチョークを置いてしまったことです。
後でしまったと思ったのですが、日直の二人の名前の上にはお決まりの相合傘マークがしっかりと書かれ、その周りにはハートマークがいっぱい。
そういえば、みんな昔からいたずら好きで、本当に当時もよく落書きされたっけ、と妻と二人で大笑いしました。
僕らにとっても久しぶりの仲間からの心のこもったサプライズです。
実際に式が始まると、そこにもサプライズをしかけさせて頂きました。
学校のチャイムをメニューの時間割に合わせて鳴らすのです。これにはさすがに、「いつまで学生気分なんだ」と恩師からヤジが飛んでしまいました。
でも、先生も十分に楽しんでいただけたようで、「俺はお前たちが学生の頃からこうなると思ってた」と嬉しいお言葉もいただけました。
今回の披露宴は、式場の方にかなり無理を言って実現させて頂きました。
特に黒板の席次表についてはわざわざ系列の会社から取り寄せて頂いたとのこと、親身になって相談に乗って頂いて非常に感謝しています。
披露宴の席次表でここまでやって頂けるとは思ってもいませんでした。これは僕らにとってもとても嬉しいサプライズでした。