結婚式ペーパーアイテム手作りコラム

ペーパーアイテム手作りコラム

ありがとうの思いを風船に込める手作り招待状

風船招待状

結婚が決まったら、絶対に招待状は手作りしたいと前々から思っていました。
招待状はゲストに対する初めての私たちからのアクションです。
ほかの人がやったことがないような、インパクトがあって楽しい!と思ってもらえるようなものを作りたかったのです。

ついに私も結婚することが決まり、希望通り招待状を手作りすることになりました。
どんなものがいいのかな、とゲストの年齢や間柄を考えていろいろとアイデアを探しました。
私たちの結婚式のゲストは友人や親族が多く、会社関係はほんの1席ほどでした。
会社関係と言ってもほぼ身内のような関係だったので、そこまでかしこまった招待状でなくともいいだろうと判断し、風船を使った楽しめるものに決めました。

初めはメッセージ入りの風船を発注しようかとも思いましたが、それだと手作り感が薄れてしまうような気がして、ひとつひとつメッセージを手が気することにしました。
少しだけ膨らませた風船にペンでメッセージを書き込んでいきます。
ひとつずつ膨らませ、贈る相手に合わせてメッセージを書き込んでいく作業は自分を見つめ直す時間にもなりました。
「このひとにはこんなにお世話になったな」と改めて感謝の気持ちがあふれてくる瞬間でもありました。
ほんの二言三言のメッセージではありましたが、それぞれ違う言葉を書き込んでいくことができたので、この風船に私たちの思いを込めることができたと感じました。

メッセージを書き終えたら膨らました風船の空気を抜き、招待状につけました。
パンチで2箇所穴をあけ、そこからリボンを通して風船をくくりつけていきます。
招待状のデザインも風船をイメージしたようなポップなものに仕上げ、とてもかわいく作ることができました。
ゲストには小さなお子さんがいる家庭が多かったので、このアイデアはとても喜ばれました。
ただの招待状ではなく、もらった人がそれぞれの家庭で遊ぶこともできるので、良かったなと感じています。

招待状に直接メッセージを書き込んでも同じことかもしれませんが、何かインパクトが欲しいということでこの方法に行きつきました。
風船は何となくみんなが幸せな気持ちになれるような気がして、実際贈ってみてみんなが笑顔になってくれたようなので、本当にやってよかったと思います。
手作りをするのは時間も手間もかかることですが、こんなときでもないとひとりひとりに感謝の気持ちを伝えられなかったと思うので、いいきっかけにもなりました。