結婚式の招待状を手作りするには?手作り招待状マニュアル

結婚式の招待状を手作りするには?
手作り招待状マニュアル

結婚式の招待状を手作りするには?手作り招待状マニュアル

結婚式の招待状とは?

結婚式に来てください! と親戚や友人、会社の上司や同僚に郵便で案内を出すのが結婚式の招待状です。現在は挙式の4ヶ月前~2ヶ月前に郵便局から郵送するのが一般的な招待状の送り方です。

手作り招待状とは?

一昔前は結婚式の招待状といったら、挙式披露宴を挙げる結婚式場に頼んで送ってもらうのが一般的でした。最近では、料金が高いという理由から、新郎新婦が自ら専門ショップに行って購入したり、インターネットのサイトで取り寄せる事が多くなりました。

そして招待状が届いたら自分たちでデータを作って印刷をして郵送する。といった流れで招待状を作るので手作り招待状と呼ばれています。

招待状を手作りにすると、いくら得?

一般的な例をあげていきます。通常の結婚式会場では1部あたり約600円程度になります(式場によって差がありますので500円のところもあるし、800円とる会場もあります)。それに比べて招待状の専門ショップやネット通販では、100円~300円程度が相場です。

仮に結婚式場600円と専門ショップ200円とすると1部あたり400円の差が出てきますね。一般的な結婚式のゲストの人数80人をかけると400円×80人=32,000円ということで、結婚式の招待状を手作りにすると32,000円がお得になるんです。

また他のペーパーアイテムの席次表と席札も合わせて、全体で考えると席次表の差額が約48,000円、席札の差額が約16,000円となりますので、招待状、席次表、席札全体では、92,000円がお得になるんです。

普通の郵便の1通や2通だったら料金はあまり気にならない程度だけど、50部80部100部となると合計金額の差はとても大きな金額になりますね。

手作りで招待状を作るのって大変なの?

招待状を自分たちで手作りするには、4つの工程があります。1つ目はデータを作ることです。2つ目は印刷をすること。3つ目は、封筒の中に全ての印刷物を入れること。そし4つ目は郵送することですね。

この4つの工程で不安があるのが、1つ目のデータを作ることと、2つ目の印刷をすることだと思います。でも意外にもハードルは低いし、とても簡単な作業なのです。

手作り招待状のデータ作成方法

招待状の商品が決まったら、その商品のテンプレートをダウンロードしましょう。テンプレートは、Word形式のものがほとんどです。自宅にパソコンがあり、Wordが入っていれば簡単に編集できます。パソコンを持っていてWordが入っていない場合は、フリーのオープンオフィスというソフトをパソコンに入れたら出来ます。「オープンオフィス」で検索してみてください。

テンプレートはその商品の紙のサイズに合わせた寸法で制作されており、文言なども自分たち用に変更する箇所だけ「〇〇」となっているものなので、とても簡単に編集が出来ます。Wordの知識があまりなくても出来るようになっています

商品を購入する前でもテンプレートはダウンロードできるようになっているので、一度試すこともできます。

データのチェック方法

そしてデータが出来上がった状態で、データに間違いがないか不安だと思います。そこでは結婚式場のプランナーさんを頼りましょう。プランナーさんに出来上がったデータ一式をメールなどで送れば、ほとんどのプランナーさんはチェックをしてくれると思います。そこで赤を入れてもらって、間違いは自分たちで修正してしまえば完璧なデータが出来上がります。

個々の結婚式場に固有の文言などがある場合もありますし、コストも発生しないので、このデータチェックの方法はオススメです。

招待状の印刷方法

印刷方法は3通あります。1つ目は、ご自宅のプリンターを使い、自分たちで印刷する方法。2つ目は購入したショップでプリンターを借りて、自分たちで印刷する方法。3つ目は購入したショップに印刷をお願いする方法です。

どの方法でもメリットとデメリットがあるので説明していきますね。

自宅のプリンターで印刷する場合

メリットはコストの点です。お金がかかってくるのはプリンターのインク代と、万が一失敗した時の商品の再購入と送料です。プリンターにもよりますが、インク代は80部で約1,500円程度かと思います(気になる方はもっているプリンターのメーカーに問い合わせてみてください、またインクをどこで買っていくらだったのか?などは基準に入れていません)。

デメリットは、スムーズにいかない時の対処方法です。失敗してしまうと、もう一度購入した業者から買わなければいけません。これがけっこう手間ですね。商品が届くまで作業は中断させられてしまうのも嫌ですね。

ショップでプリンターを借りて印刷する場合

メリットはコストと印刷の失敗がない事です。お金はプリンターの貸し出ししている業者によりますが一般的には2時間で2,000円ほどですね。何で2時間かというと、招待状の印刷だと中紙、返信用はがき(表、裏)、封筒(表、裏)と5つのデータを印刷するのですが、それらすべての印刷にかかる時間が80部だと1時間半程度だからです。部数が多くなっても時間内で終わるように2時間という枠が一般的ですね。

家のプリンターでインク代を考えると同じくらいの金額で出来てしまうので、コストメリットはとてもあります。招待状などペーパーアイテムの業者は大量にインクを仕入れることで原価を下げています。

イメージ的には、お客様皆でインク代をシェアしている感じですね。

印刷の失敗は間違ったデータで印刷してしまう場合と、プリンターやパソコンの印刷設定の間違いがあります。先に話したように、データは完ぺきなものになっていると思いますので、あとはプリンターやパソコンの設定です。ペーパーアイテムの業者は設定が既にされていると思いますので、そこに関しても問題ないですね。

またプリンターによるこすれ等が出た場合は、業者が無料で中紙などを提供してくれるのでここにもコストはかかってきません。

そして何と言ってもスタッフがいてくれることです。もちろん結婚式には詳しいので、招待状の文言の事、印刷の方法、パソコンの操作も聞けば教えてくれるでしょう。

こうしてみていくとコスト的にも安心感も一番良いのがこの印刷方法だと思いますね。

デメリットは、ショールームや店舗に行かなくてはいけない事です。会社や家の近くにあれば問題ないですが、遠い場所にあったら難しくなると思います。

その場合は、自宅のプリンターか、印刷代行でお願いした方がいいですね。

購入したショップに印刷を頼む場合

印刷も込みで印刷を頼む場合のメリットは手間が省けるところですね。プリンターの準備やこすれ等の不具合での失敗を気にせずにできるところです。

デメリットはコストですね。手作り招待状の一番のメリットがコストですので、印刷をお願いすることで最大のコストの部分は減少します。

初めにメリットの方から話していきます。手間が全部なくなるわけではないのでそこは注意しなければいけません。データの制作は自分たちでしなくてはいけないのです。制作し終わったらデータを招待状の業者に送って印刷をしてもらいます。

あくまで印刷の手間が省けるだけであって、データ制作の手間は省けないのでご注意を!

そしてデメリットのコストです。一般的には結婚式の招待状の場合、封筒の宛名部分の印刷とそれ以外全ての印刷で分かれています。宛名は印刷ではなくても自分で書く事も出来ますし、筆耕といってプロにお願いすることもできます。

平均的な金額は、封筒の宛名が1部あたり100円程度、その他の全ての印刷が100円程度です。商品金額にこの金額が上乗せされます。とはいっても結婚式場で頼むよりかは断然安いのは確かです。

招待状には何を入れればいいの?

印刷が出来上がり、後は封筒に入れて送るだけですね。さて封筒には何を入れればいいんだっけ?と思われた方はこちらでご確認してくださいね。全部で4つのものが入っていればOKです。

まずは、招待状ですね。招待状には中紙が挟まっていればオッケーです。中紙には披露宴の場所や時間そして挨拶文が印刷されていると思います。

2つ目は返信用はがきです。参加の有無を確認するためのはがきです。忘れてはいけないのが切手です。必ず切手を貼って下さいね。

3つ目は会場の地図です。これはたいていの場合は、結婚式場からもらえると思います。たまに買ってくださいという会場はありますが、基本的には無料です。最近ですとゲストのみなさんはスマホで会場名を調べて来るので入れない場合もあります。親戚や会社の上司でスマホをあまり使わない世代の方たちには入れてあげるのがよろしいかと思います。

4つ目は付箋です。たまに招待状をもらった際に見かけると思いますが、封筒の中に入っている小さい紙の事です。この紙には「挙式から参加してください」や「乾杯のご発生をお願いします」など個別にお願いすることが書かれています。ショップでも購入できますので招待状を買うときや、プリンターを借りる時などに一緒にお願いしましょう。一般的には1枚あたり30円~60円程度ですね。

郵送するときはどうすればいいの?

全ての準備が整いました。後は発送するだけですね。通常は郵便局に持って行って発送します。そして出す日は大安の日がいいと言われています。封筒に切手を貼る前に持っていくのがいいですね。郵便局では重さによって郵送料金が異なります。そのため、一度郵便局に持って行ってから切手を購入しその場で張るのがよろしいかと思います。

また郵便局は支店によって多少の誤差があるらしいです。高い方の料金をいわれた場合は違う郵便局に持っていくのもコストダウンの手かもしれませんね。

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